口臭について

 

 

 

今回は口臭について考えてみたいと思います。

口臭とは、口腔を通ってくる気体の中で不快な臭いのするものの総称で、口臭の9割は口腔に由来すると言われています。一般的に加齢と共に強くなり、性差は認められません。誰にでも口臭はありますし、起床時や空腹時に強くなり、日内変動します。

人体組織の中でも、口腔は新陳代謝が速い上に、約200種類の細菌が数億個も棲み着いています。代謝で死滅した粘膜細胞などのたんぱく質成分が分解され、常時ニオイ物質は作られています。通常は、唾液の働きや歯磨き、水を飲むことで口の中は洗浄され、第三者にわかる程の口臭は出ません。

しかし、口の中に歯周病や重度の虫歯があったり、口腔ケアが不良だったり、不良のかぶせ物があったりと、プラークが付着しやすくなっている場合は口臭の発生が助長されます。また、唾液分泌の低下がみられるドライマウスという症状も唾液の自浄作用、湿潤作用もしくは抗菌作用といった、口腔の機能維持に欠かせない機能の低下を招くことになり、口腔内に様々な影響を及ぼして口臭を発生させます。

口臭の予防には、まず規則正しい食生活習慣の確立と、咀嚼機能を高める食事内容にしていくことが必要になります。そして、自身での口腔清掃はもちろんですが、定期的に歯科医院にてメインテナンスを行い虫歯や歯周病の予防を行うことが大切です。

 

 

 

担当 須賀

 

 

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